凍害いろいろ |滋賀県愛荘町の外壁・屋根塗装&雨漏り専門店 片山
みなさまこんにちは、滋賀県愛荘町で外壁・屋根塗装&雨漏り専門店 片山 の
ヨメ次郎です(*’ω’*)
ここにきてインフルエンザの話をよく耳にするようになりました。
かくいうウチも、末っ子がインフルエンザA型にかかってまして(ノД`)・゜・。
先週金曜日に診断確定したので明日までは身動きが取れない状況です。。。
皆様もお気をつけくださいね(;´・ω・)
さて、最近凍害のお話をよく聞きます。
困っている、悩んでいる方も多いようなので、今回は凍害についてお話してみようと思います。
まず、凍害ってなぁに?
というところですが。
主にサイディングで起こる症状です。
サイディングはもともとセメントと木質チップを混ぜたものを、圧をかけて成形したものです。
その表面にコーティングをかけることで、あのように様々なデザインが出来上がるのですね。
新築の時、あんなにきれいだったサイディングも、10年後あたりから少しずつ表面のコーティングが劣化してきます。
劣化すると、雨が浸みます。
当然、サイディング中の水分含有率が上がります。
何日か晴れると、乾燥してサイディング中の水分含有率は下がります。
これを繰り返しているだけでも劣化は進みますが
雨が降る⇒サイディングに雨が浸みて水分含有率が上がる。
この時の状況が
冬で、雪で、寒い状況だったとします。
ここいらではよくあることですよね。
サイディングに浸みた水も、寒さで凍結します。
そして水が氷ると、膨張するのはご存知のはず。
サイディングの中の水が凍って、膨らみます。
膨らんだ分だけ、サイディングに負荷がかかります。
また晴れて乾燥する・・・
またサイディング中の水が凍結する・・・
この繰り返しを何度も何度も繰り返すと
サイディング自体、疲れてきて、どこかしらがめくれてきたりします。
これが凍害です。
具体的にどんな部分にどのような症状が出るかというと、
これは能登川のとあるお宅です。
凍害でサイディング表面がもろくなって、剥がれ落ちています。
こちらは愛知川のお宅です。
窓の下の、サイディングとサイディングの間に凍害が出ていました。
エポキシ樹脂のパテをしたあと、モールを取り付けて塗装しました。
アップ。
こちらも能登川のお宅です。
出やすい場所は、窓廻り。
それから日陰の時間が多い面、でしょうか。
サイディングの張替えか、もしくは金属サイディングの増し張りが一番確実ではありますが、
これはかなり高額になってきます。
なので、一部に留めてご提案するケースもあれば、モールを取り付けて隠す、というご提案をするケースもあります。状況によってさまざまです。
もちろんリスクはお伝えしますが(;´・ω・)
凍害は滋賀県自体が寒冷地ということもあり、わりとよく見られる症状です。
皆様のおうちはどうでしょう?
こんな症状がでていませんか??
凍害は一度出現すると劣化スピードが速くなります。
手遅れにならないうちに、一度チェックしてみてくださいね(*´Д`)
判断に困ったら遠慮なくご相談ください(∩´∀`)∩