急勾配の屋根
みなさまこんにちは、㈱片山 の
ヨメ次郎です(*´ω`*)
お盆の間にちょこちょこブログを更新しとこうかと( ̄▽ ̄)
普段撮りためてる写真がなかなかアップできなくて悔しい思いをしてるので(笑)お盆の間、ちょっと多めの更新になりそうです。
よろしければお付合いくださいませね❤
さて、急勾配の屋根。
急勾配の場合のメリットは、
雪が積もりにくい(豪雪地域は別)
屋根の状態が把握しやすい(目視できるため)
などがありますが、デメリットとしては
メンテナンスの際、屋根足場を組む必要があるためその分高額になる
雪が滑る速度が速いため、カーポートが真下にあると損傷することがある
などがあります。
勾配も7寸以上になってくると屋根足場は必須ですねー
屋根の上に立ってられなくなります。
よく見る「兜屋根」も屋根足場なしでは塗装できません。
下の写真は勾配がわかりやすいように横から撮ってます。
まだらなのは下塗りを1回塗ってあるから。
下地の状況によって材料をまだ吸うところと膜が張れかけているところとあるのでこんな感じになります。
2回目の下塗りです。
屋根の下塗りはとにかく「たっぷり吸わせる」ことが大事で、ここをケチらず、カラーベストが「もうおなかいっぱい💦」というまで吸わせます。
職人さんが乗ってるのは屋根足場の単管。
それくらい勾配がきついということですね。ご苦労様です!!
これも勾配わかりやすいですねぇ
カラーベストの上に黄色い板みたいなのが見えますが、これはジャッキと敷板です。
それぞれ役割があるんですがここではごめんなさい、割愛します(笑)
とにかく、ジャッキと敷板の下の屋根材も仕上げなくてはいけないので、
①ジャッキ上げて
②洗浄
③ジャッキ下ろす
④ジャッキ上げる
⑤下塗り塗る。乾くまで上げておく
⑥ジャッキ下げる
⑦ぜんぶいっぺんにジャッキ上げられないので、いっことばしでこの作業を繰り返す
このあと割愛!!
これをこのお宅の場合、下塗りと上塗りあわせて4回塗るのですごい工程数になってきます。
当然手間がかかるのです~
この時期は足場の鉄パイプ持っても熱いし屋根材も熱いし(布越しでも熱くて膝がつけない)、
職人さん大変です。
いつもより多めに休憩、水分をとるように言ってあるのでペースが遅いかもしれませんがご理解くださいませね。
急勾配の屋根のお話でした~