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外壁塗装がさらに輝く、擁壁を美しく!左官仕上げの工程をわかりやすく解説|滋賀県栗東市

工事レポート 2025.10.07 (Tue) 更新

こんにちは!
今回は「擁壁(ようへき)の左官仕上げ」の工程をわかりやすくご紹介します。

コンクリート擁壁は年月とともに汚れやひび割れが目立ってきます。
そんなときにおすすめなのが左官による仕上げ工事。
職人の手仕事で表面を整え、美観と耐久性の両方をよみがえらせることができます。

① 現地調査・下準備

まずは擁壁の状態をしっかりチェック。
ひび割れ、欠け、汚れ、苔(こけ)などを確認し、補修内容や仕上げ方法を決めていきます。
この下準備が、後の仕上がりを左右します。

 

 

 

 

② 高圧洗浄・清掃

高圧洗浄機を使って、コンクリート表面の汚れ・苔・古い塗膜をしっかり落とします。
下地をきれいにすることで、左官材の密着が良くなります。

 

 

 

 

 

③ ケレン作業(浮き・脆弱部の除去)

洗浄後は、ケレン(研磨・削り)作業を行います。
浮いたモルタルや劣化部分をハンマーやワイヤーブラシで除去し、しっかりした下地を作ります。
この工程を丁寧に行うことで、仕上げ材の剥がれを防ぎ、長持ちする仕上がりになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

④ クラック(ひび割れ)・欠損部の補修

ひび割れ部分には補修材を詰め、欠けた箇所にはモルタルを充填して表面を整えます。
補修をしっかり行うことで、雨水の侵入を防ぎ、強度と美観を両立させます。

 

 

 

 

 

 

 

⑤ 下地調整(モルタル塗り)

次に、モルタルを塗って表面を平らに整えます。
コテで丁寧に均して、仕上げ塗りがきれいにのるように下地をつくります。
ここでの職人のコテさばきが、仕上がりの美しさを決める重要なポイントです。

 

 

 

 

 

⑥ 仕上げ塗り(化粧モルタル)

いよいよ仕上げの工程です。
モルタルの種類や仕上げ方によって、質感や雰囲気が変わります。
均一な表情になるように、一面ずつ丁寧に塗り上げていきます。

 

 

 

 

 

⑦ 板金笠木(かさぎ)の取付

仕上げが終わったら、擁壁の天端(上の部分)に板金笠木を取り付けます。
笠木は雨水の侵入を防ぎ、左官面の劣化を防ぐ重要な仕上げ。
見た目にもすっきりとした印象になり、耐久性も大幅にアップします。

 

 

 

 

 

⑧ 乾燥・最終チェック

最後に全体を乾燥させ、仕上がりを確認。
ムラやひび、汚れがないかをチェックし、周囲の清掃をして完了です。
新しく生まれ変わった擁壁は、清潔感と重厚感のある美しい仕上がりになります。

 

 

 

 

 

まとめ

擁壁の左官仕上げは、
「洗浄 → ケレン → 補修 → 下地調整 → 仕上げ塗り → 板金笠木」
という、一つひとつの丁寧な工程の積み重ねで完成します。

見た目を美しく整えるだけでなく、防水性・耐久性を高める重要なメンテナンスです。
定期的な手入れで、住まい全体の印象もぐっと良くなります。

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