外壁塗装、屋根リフォームの基礎知識
外壁や屋根を塗装メンテナンスしてお家の耐久性を維持できると聞くと、多くの方が「本当にそうなの?」と疑問に思われる事と思います。外壁塗装や屋根塗装をしたと聞くと、「ずいぶん古いお家」、「修理・修繕の必要な家」とイメージを持ってしまう方も多くおられますが実は違います。外壁塗装・屋根塗装は以前に比べむしろ必要な環境になってきているのです。
その要因として、毎年の記録的な猛暑、年々大きくなっていく台風、さらにゲリラ豪雨など、滋賀県でも多く見られるようになりました。要するにお家の外壁や屋根にかかる負担が増えてきているのです。お分かりかと思いますが、人間にとっても、お家にとってもより過酷な環境になっているのは間違いありません。
そこでこのページではお家を守ってくれる外壁塗装や屋根塗装の基礎知識をご提供します!最後までお読みいただけますと幸いです。
失敗しない塗装をするための3つのチェックポイント
POINT 01お家の塗装する場所を知る!
お家の外装リフォームは、一口に外壁塗装、屋根塗装だけではありません。
上記のように、軒天、破風板、面格子、霧除け、門柱、門扉、雨戸、戸袋、笠木、雨樋、鼻隠しといった部位もあります。これを多くの会社では総称して「付帯部分塗装」と言っています。この付帯部分を塗装をすることで劣化を防ぐことができます。せっかく外壁塗装や屋根の塗り替えを行なっても、この付帯部分が塗装されていないと劣化が進行することはもちろん、色あせが目立ち、古いお家の印象となります。そのためこの付帯塗装を行うことをおススメしています。
塗装業界の中には、この付帯塗装を見積もりに入れず提出をして、いざ足場をかけて工事が始まったと思ったら、この部分の塗装工事代金を追加請求する業者もいるため注意をしてください。見積もりは価格を把握する目的もありますが、工事範囲を明確にする目的もあるためよく見ましょう。
POINT 02お家のメンテナンス時期を知る!
それではどのタイミングでお家の外壁塗装や屋根塗装をするべきなのでしょうか?これが弊社片山に寄せられる多いご質問です。
多くのお家の場合、上記のような現象が起きます。雨漏りするとお家の天井やクロスに雨跡がつくので分かるでしょうが、そのほかのシーリングのやせ、コケや藻がついている、外壁塗装がひび割れしている、外壁塗装や屋根塗装が色あせしている、塗装がはがれてきているといった現象面については注視しないと中々気が付きにくいものです。
特にこの現象については、即塗装が必要なものと、まだ塗装をしなくても良いものがあり判断に迷う事が多いのが事実です。
で屋根塗装、外壁塗装の劣化の多くは「太陽光」が原因です。太陽光の「紫外線」と「赤外線」が塗料の樹脂を破壊し、劣化が進行していきます。そのため、太陽光の当たりやすい南面、西面では紫外線による劣化が進行しやすい箇所になります。
また、台風や大雨などの酸性雨も屋根塗装、外壁塗装の劣化原因となります。
このようににおいても、屋根や外壁において非常に劣化しやすい環境と言えます。
こんな症状でお悩みの方はご注意下さい!
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経年により外壁塗装に含まれる樹脂が劣化し塗装の色が変わったり、ツヤが落ちてきます。
塗り替え時期の初期症状です。
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外壁塗装・屋根塗装の塗膜が劣化すると白い粉が手につきます。防水性が悪くなっているので塗り替えを考え始めた方が良いです。
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コケや藻は外壁塗装・屋根塗装の塗膜の劣化により防水性が低下している箇所に発生しやすい状態です。
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紫外線劣化によりシーリングに含まれる可塑剤が抜けるため、ひび割れや痩せ現象が発生します。そこから水が入り込み雨漏りの原因となりますので早めに対処しましょう。
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サビは放置すると他の箇所に広がり、表面だけでなく内部も腐食しますので早めに対処しましょう。
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外壁塗装のひび割れは軽視しがちですが、広がったり深く割れてしまうと雨水が浸入し雨漏りの原因となるので早めに対処しましょう。
早期発見で
お家
長持ち
そこで私たち片山では上の表をつかって、お客様にアドバイスをさせていただいています。
外壁や屋根の劣化度チェック表と言い、星マークが多いほど塗装工事が必要なものになります。一見すると、外壁や屋根についているカビや苔、藻はそこまで大した事でないように思いますが、実は早急に塗装をした方が良い部類になるため注意が必要です。
その理由は、外壁や屋根についたコケや藻は塗装の塗膜を劣化させることはもちろん、外壁材や屋根材の中にも侵入し、その内部でも繁殖を繰返し、内部に根をはり劣化させます。そのため、一度出始めてきたら早めに根こそぎ除去する必要があるのです。塗装の片山では、バイオ洗浄剤を用いて、カビやコケ、藻を根こそぎ除去していきます。
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POINT 03塗装会社は地元で長く行っている会社を選ぶ!
お家の塗装をする必要は上記で分かった事と思います。次にと滋賀県湖東エリアで塗装をご検討されている悩みや質問で多いのが、「塗装会社の選び方」です。それではなぜ悩むのでしょうか?
多くは「きちんと塗装してくれるのか分からないから不安」、「以前塗装でだまされた、失敗した(聞いたことがある)」、「既に塗装した会社がない(倒産した)」という事実があるからです。
それでは何を基準に外壁塗装や屋根塗装をしたら良いのでしょうか?答えは「地元で長く塗装工事をしている会社を選ぶ」です。
なぜかと言いますと、遠方から足を運ぶ業者は地元で仕事がないから、時間やガソリン代や高速代を使ってまで仕事を取りにくるのです。要するに地元での仕事がない事や、お客様からのリピートがないので、どんどん地元から離れたところで仕事をしているのです。焼畑農業と一緒ですね。だから地元で長く行っている会社が良いのです。
※出典:国税庁 データベースを第三者機関が加工して作成
年数 |
存続率 |
100社あったら 何社残る? |
1000社あったら 何社残る? |
5年 |
14.8% |
約14社 |
約148社 |
10年 |
6.3% |
約6社 |
約63社 |
20年 |
0.4% |
ほぼ0社 |
約4社 |
30年 |
0.021% |
ほぼ0社 |
ほぼ0社 |
また、国税庁が出している「会社の生存率」というデータもあります。基本的に会社となった場合には、法務局へ「会社設立届け」を提出しますので、それが受け取られて初めて「会社組織」となります。会社は、破産手続きをしない限り倒産することはできないので、設立してから倒産までのデータは国の機関が把握しているという事になります。
そこで上表は新しい会社組織が設立されてから5年~30年後の存続率を表した国税庁のデータを加工したものですが、10年で94%の企業がいなくなるという事は、個人で行っている小さな塗装会社に頼むとほぼその会社はなくなるという事です。さらに設立から20年でもほぼなくなります。30年では皆無という事です。
1000社の企業が設立されてから30年後にはほぼ1社も残っていないという事を表しています。その位、現在の環境では会社が生き残ることは難しいのです。塗装会社もまた然りです。だから地元で商売しているのではなく、遠方まで足を運んでまで塗装仕事を取っているのです。
だからこそ地元商圏で30年以上は商売を長く続けている会社に頼む方が結果として良いという事となります。どんなに10年保証、20年保証といっても、保証を出している塗装会社が倒産したら何も残らないので、会社の歴史というのは重視された方が良いかと思います。
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最後まで読んでいただき
ありがとうございました
株式会社 片山 代表取締役
片山 銀次郎GINJIRO KATAYAMA
ご不明な点等ございましたら、お気軽に一度ご相談ください!
強引な営業は絶対に行いません!
最後まで読んで頂きまして誠にありがとうございます。
失敗しないための外壁塗装・屋根塗装のチェックポイントをお伝えさせていただきました。
もし分からない事やご不明点などございましたら、片山(塗装の片山)の方までお問合せください。相談に乗ったからといって、強引な営業は絶対に行ないません。そのように片山(塗装の片山)の社内で教育しております。もしそのような事があった場合には、弊社までお声掛けいただけますと幸いです。
これからも滋賀県野洲市、湖南市、近江八幡市、守山市、甲賀市、草津市、長浜市、彦根市、米原市の外壁塗装&防水専門店片山(塗装の片山)をどうぞ宜しくお願い申し上げます。
【滋賀県野洲ショールーム】〒520-2331 滋賀県野洲市小篠原1927
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