塗装工事で得られる「付加価値」とは?
外壁・屋根塗装を検討する際、
「どんな塗料を選べばいいのか分からない」
という声をよくいただきます。
塗装には必ず備わっている基本性能と、
そこにプラスできる付加価値の機能があります。
今回はその違いを分かりやすくご説明します。
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① 見た目(美観の回復)
塗装工事の一番分かりやすい効果が「見た目の改善」です。
・色あせ
・汚れ
・くすみ
が解消され、新築時のような印象に近づきます。
色や艶を変えることで、住まいの雰囲気を一新できるのも塗装の魅力です。
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② 建物を長持ちさせるという価値
塗装の一番大きな役割は、
建物を紫外線や雨風から守ることです。
外壁や屋根は、毎日強い紫外線や雨にさらされています。
塗膜が劣化すると、防水性が落ち、
・外壁材の反り
・ひび割れ
・雨漏り
といったトラブルにつながります。
適切なタイミングで塗装を行うことで、
大きな補修工事を防ぎ、結果的に費用を抑えるという価値があります。
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ここからが【付加価値】の機能
基本性能にプラスして選べるのが、以下のような機能です。
すべてを付ける必要はなく、お住まいの環境やお悩みに合わせて選ぶことが大切です。
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③ 遮熱性能(暑さ対策)
太陽光を反射し、
屋根や外壁の表面温度の上昇を抑える機能です。
・夏の2階が暑い
・エアコンの効きが悪い
といったお悩みがある方におすすめの付加価値です。
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④ 断熱性能(室内温度を安定させる)
外気温の影響を受けにくくし、
室内の温度変化を緩やかにする機能です。
冷暖房効率の向上が期待でき、
一年を通して快適な室内環境づくりにつながります。
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⑤ 防水性能(雨から守る)
塗膜によって外壁表面の防水性を高め、
雨水の浸入を防ぎます。
ひび割れ補修やコーキング工事と組み合わせることで、
雨漏りリスクの低減にもつながる重要な付加価値です。
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⑥ 防汚性能(きれいが長持ち)
雨水で汚れを洗い流しやすくする機能や、
汚れが付着しにくい塗膜を形成します。
・排気ガス
・砂ぼこり
・雨だれ
が目立ちにくくなり、
美観を長く保てるのが特長です。
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⑦ 防蟻・防虫性能(住まいを内部から守る)
塗料や専用材料によって、
シロアリや害虫を寄せつけにくくする機能です。
特に
・木部
・基礎周り
・床下に近い部分
では、建物の耐久性を守るための付加価値として有効です。
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付加価値は「暮らし方」に合わせて選ぶもの
塗装工事で最も大切なのは、
基本性能をしっかり確保することです。
その上で、
・暑さ対策を重視したい
・きれいな外観を長く保ちたい
・将来の劣化リスクを減らしたい
といったご要望に合わせて、
必要な付加価値を選ぶことが失敗しないポイントです。
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まとめ
塗装工事は、
「ただ色を塗り替える工事」ではありません。
✔ 建物を守る
✔ 快適な住環境をつくる
✔ 将来の修繕費を抑える
✔ 住まいと暮らしに合った機能選びが重要
こうした目に見えない価値が積み重なったものが、
塗装工事の本当の付加価値です。
「そろそろ塗り替え時期かも?」
と感じたら、まずは点検からでも構いません。
点検・お見積りは無料ですので、お気軽にご相談ください。



